EV好調のシトロエン『C3』新型、欧州カーオブザイヤー2025最終選考に

シトロエン e-C3 新型
シトロエン e-C3 新型全 4 枚

シトロエンは、新型『C3』が欧州自動車業界で最も権威ある賞のひとつ「欧州カーオブザイヤー2025」の最終選考に選ばれたと発表した。当初42台がエントリーした中から選ばれたもので、1月10日に最終結果が発表される予定だ。

選考対象となるのは、年内に欧州5か国以上で販売される新型モデル。シトロエンC3新型はEV版と内燃エンジン版の両方で、同社の革新性とアクセシビリティの価値観を体現しているという。

注目を集めているのがEV版の『e-C3』だ。フランス国内では新型C3の受注3万3300台超のうち、50%をEV版が占めている。欧州で生産される手頃な価格のBセグメントEVとして、2万3300ユーロ(補助金除く)からという価格設定で支持されている。

e-C3は113hpの電気モーターと44kWhのバッテリーを搭載し、都市部での走行で最大320kmの航続距離を実現。急速充電では20%から80%まで26分で充電できる。

一方、ガソリンエンジン版は100hpのPureTechエンジンと6速マニュアルトランスミッションを組み合わせ、街乗りから長距離ドライブまで幅広い用途に対応している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る