ステランティス、次世代大型車向けプラットフォーム発表、EVは航続800km、牽引力6350kg

ステランティスの次世代大型車向け「STLAフレーム プラットフォームBEV」
ステランティスの次世代大型車向け「STLAフレーム プラットフォームBEV」全 3 枚

ステランティスは11月19日、次世代の大型EV向けプラットフォーム「STLAフレーム」を発表した。北米市場を中心に重要なセグメントである大型ピックアップトラックやSUV向けに開発されたもの。

STLAフレームの最大の特徴は、その走行距離にある。バッテリー電気自動車(BEV)では最大800km、レンジエクステンダー電気自動車(REEV)では最大1100kmの走行が可能。これにより、長距離移動や重量物の運搬を必要とするユーザーのニーズに応える。

性能面では、最大6350kgの牽引能力と1224kgの積載能力を実現。さらに、610mmの水深走行能力を持つなど、過酷な環境での使用にも対応している。

STLAフレームは、BEVとREEVの両方に対応している。REEVシステムは、バッテリー、前後の電動ドライブモジュール、オンボード発電機、内燃機関を組み合わせたもので、重量物の長距離運搬時にも走行距離を犠牲にすることなく走行できる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. デンソー・人事情報 2026年1月1日付
  2. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  3. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  4. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  5. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る