日産、英国ZEV規制の見直し求める…EV需要鈍化で自動車業界に危機感

日産リーフ(欧州仕様)
日産リーフ(欧州仕様)全 2 枚

日産自動車は11月20日、英国のゼロエミッション車(ZEV)規制における電気自動車(EV)販売目標の緩和を求める緊急提言を行ったと発表した。これは、最近のEV需要の鈍化により、自動車メーカーが罰則を科される危険性が高まっていることを受けてのものである。

ZEV規制は、自動車メーカーにガソリン車やディーゼル車からEVへの移行を促すために制定された。しかし、当初想定されていたEV需要の急増が続かず、英国自動車工業会(SMMT)の予測では、2024年のEV販売比率は目標の22%に対し18.5%にとどまる見込みだ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  4. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  5. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る