ランボルギーニの新型電動スーパーカー『テメラリオ』、英YASAの新開発モーター搭載

ランボルギーニ『テメラリオ』の電動パワートレイン
ランボルギーニ『テメラリオ』の電動パワートレイン全 6 枚

イギリスの電動モーターメーカーのYASAは、新開発のアキシャルフラックス電動モーターをランボルギーニ『テメラリオ』向けに供給すると発表した。

今年初め、YASAとランボルギーニは、V12ハイブリッドハイパーカー『レヴエルト』向けの高性能電動パワートレインの開発を通じて、電動ドライブのパートナーシップを発表。この基盤をもとに、テメラリオは技術、デザイン、性能の面で飛躍的な進化を遂げている。

両社は、オックスフォード近郊のYASAの研究開発施設で設計・開発された高技術のアキシャルフラックス電動モーターを、テメラリオに搭載する。

ランボルギーニ・テメラリオランボルギーニ・テメラリオ

テメラリオには、YASAのアキシャルフラックスモーターがフロントアクスルに2基搭載されており、最大トルク300Nm、最大出力110kWを発揮する。これらのモーターは、重量17.3kg、直径295mm、厚さ70mmとコンパクトでありながら、最大回転数1万rpmを実現している。さらに、リアアクスルには3基目のYASAモーターが搭載され、卓越した性能と走行ダイナミクスを実現する。

この技術革新は、レヴエルトでの開発をベースにしており、2基のYASAモーターを搭載し、V12内燃エンジンと組み合わせている。YASAの電動パワートレインは、軽量でモジュール化されたコンパクトな設計が特徴であり、高性能を維持しつつ耐久性と信頼性を追求している。

《森脇稔》

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