モノクロのアルピーヌ A110が登場!? 写真家とコラボ、デザイン際立つ内外装

アルピーヌA110「モノクロマティック」
アルピーヌA110「モノクロマティック」全 5 枚

アルピーヌはミッドシップスポーツカー『A110』をベースにした「A110モノクロマティック」を、パリで開催されたイベントで発表した。

このイベントにはブランドアンバサダーのジネディーヌ・ジダンも出席した。今年、アルピーヌはモノクローム写真家のマチュー・セザールと協力し、モノクロのA110を共同制作した。モノクロームの力が「A110 S」の象徴的なデザインを引き立て、アルピーヌのデザインチームによって内外装に反映された。

アルピーヌとマチュー・セザールのコラボレーションは、アーティストの意図とブランドのノウハウを組み合わせた共同制作として構想された。このプロジェクトは、シンプルさが洗練と同義になる自動車ビジョンを提供する。モノクロデザインは、A110 Sの時代を超えた美しさと滑らかな曲線を強調し、ボンネット下のパワーを際立たせる。A110 Sのパワーは300hpで、0-100km/hを4.2秒で達成し、パワーウェイトレシオは3.7kg/hpだ。

アルピーヌA110「モノクロマティック」アルピーヌA110「モノクロマティック」

外装では、黒と白のグラデーションがボディワークに施され、アーティストの真のシグネチャーとなっている。デザインチームは、A110 Sのアルミニウムボディを削ぎ落とし、白のシェーディングで移行ゾーンを作り出した。光沢のある黒のフロントとリアパネルがグラフィックな印象を与える。

内装では、白の上部と黒の下部が対照的。3Dプリント技術を用いて、背もたれやドアトリムに軽さと透明性を持たせた。外装のグラデーションを反映した白から黒への内装が特徴的。アルミニウム製の内装要素として、A110モノクロマティックのコンソール装飾、ネームプレート、特定のドアシルがデザインを完成させている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  3. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
ランキングをもっと見る