EV普及で米国の自動車環境性能が大幅向上、燃費は過去最高でCO2排出量は過去最低を記録…EPA

レクサスRZとトヨタbZ4X(米国仕様)
レクサスRZとトヨタbZ4X(米国仕様)全 3 枚

米国環境保護庁(EPA)は11月25日、2024年版の自動車動向レポートを発表した。このレポートによると、2023年モデルの新車の自動車燃費が過去最高を記録し、温室効果ガス排出量は過去最低レベルに達したことが明らかになった。

EPAの報告書によれば、2023年モデルの新車の燃費は前年比1.1mpg増の27.1mpgとなり、過去最高を更新した。一方、実走行時のCO2排出量は319g/マイルまで減少し、こちらも過去最低を記録している。

この改善の背景には、電気自動車(EV)とプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及が大きく寄与している。2023年モデルでは、EVとPHEVの生産比率が前年の6.7%から11.5%に増加。これらの車両により、CO2排出量が38g/マイル削減され、燃費も2.2mpg向上した。


《森脇稔》

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