燃料電池の普及促進へ、JFEスチールがコーティングレスの新素材開発

JFEスチールが固体酸化物形燃料電池(SOFC)のインターコネクタ用新素材「JFE-FC1」を開発
JFEスチールが固体酸化物形燃料電池(SOFC)のインターコネクタ用新素材「JFE-FC1」を開発全 1 枚

JFEスチールは11月26日、固体酸化物形燃料電池(SOFC)のインターコネクタ用新素材「JFE-FC1」を開発したと発表した。

この新素材は、コーティングレスで高温水蒸気中での耐酸化性と導電性を両立させた画期的なフェライト系ステンレス鋼だ。

燃料電池は、水素と空気を反応させて発電を行う装置で、二酸化炭素を排出しないグリーン電力の供給源として注目されている。しかし、従来のSOFCインターコネクタは、高温環境下での長期使用により性能が低下するため、高価なセラミックスコーティングが必要だった。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 「スポーツバイクの王者」新型スズキ『GSX-R1000』発表! 40周年で大幅改良、日本市場復活なるか
  5. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る