トヨタ『スープラ』生産終了へ、435馬力の最終モデルを発表

トヨタ・スープラ A90 Final Edition(日本仕様のプロトタイプ)
トヨタ・スープラ A90 Final Edition(日本仕様のプロトタイプ)全 16 枚

TOYOTA GAZOO Racing(TGR)は11月28日、『スープラ』(3.0リットルモデル)の一部改良と特別仕様車『スープラ A90 ファイナルエディション』を発表した。2019年、17年ぶりに復活したスープラが生産終了となる。

特別仕様車はグローバルで300台限定での発売を予定しており、日本と欧州での導入が検討されている。発売は2025年春以降を予定している。

スープラは1978年の初代誕生以来、直列6気筒エンジンのFR車として多くのファンに支持されてきた。2019年には17年ぶりに復活し、モータースポーツでも活躍している。今回の一部改良モデルでは、ブレーキ性能の向上やボディ剛性の強化、空力性能の改善が図られた。

トヨタ・スープラ 一部改良モデル(上)と「A90 Final Edition」(下)日本仕様のプロトタイプトヨタ・スープラ 一部改良モデル(上)と「A90 Final Edition」(下)日本仕様のプロトタイプ

特別仕様車「A90 Final Edition」は、エンジン出力を320kW(435ps)に向上させ、ブレーキやサスペンションを強化。レーシングカーに採用されるKW社のサスペンションシステムやハイグリップタイヤを装備し、究極の性能を追求したモデルとなっている。

現行スープラの生産は終了予定だが、今後もモータースポーツを通じてスープラの進化を続ける予定、としている。

《森脇稔》

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