コネクテッドカーやAR・VR技術開発へ、テック・マヒンドラとUSIが提携…インドに初のエンジニアリング開発センター設立

テック・マヒンドラのロゴ
テック・マヒンドラのロゴ全 1 枚

テック・マヒンドラは11月27日、電子設計・製造やSiP(システム・イン・パッケージ)技術を手がけるユニバーサル・サイエンティフィック・インダストリアル(USI)と提携を結び、USIにとってインド初となるエンジニアリング・オフショア開発センターの設立を発表した。

このセンターは、テック・マヒンドラのバンガロールオフィスに設置され、スマートデバイスエンジニアリングにおけるイノベーションの加速を目的としている。両社の提携は、スケーラブルなソリューションの提供、市場投入までの時間短縮、革新的な技術進歩の実現を目指している。

テック・マヒンドラの専門的な人材プールと先進的な研究施設を活用し、コネクテッドデバイス、アディティブマニュファクチャリング、コネクテッドカー、拡張現実(AR)・仮想現実(VR)など、将来のテクノロジーをけん引すると期待される分野に焦点を当てる。

この開発センターは、USIにとってインドへのエンジニアリング能力拡大における重要な一歩となる。デバイスソフトウェア開発、ハードウェア設計、テストの強化に向けた強固な基盤を提供する。USIは、テック・マヒンドラの専門知識を活用し、特にスケーラビリティと柔軟性の向上、製品の迅速な市場投入、専門的なスキルと設備へのアクセスを目指している。

センターは、モデムソフトウェア開発、Androidテレフォニー、ミドルウェア、ボードサポートパッケージ(BSP)、デバイスドライバーエンジニアリング、先進的なハードウェアおよびプリント基板(PCB)設計など、包括的なサービスを提供する。この提携を通じて、次世代技術ソリューションを手がけるテック・マヒンドラは、モデム、無線周波数ソフトウェア、ビデオバー開発の能力を強化する。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る