[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ クラウンスポーツ(大矢仁士さん)by CAR-Fi 後編

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全 9 枚

RSオーディオをデモカーで試聴したところその上質なサウンドの魅了されて導入を決定。トヨタ『クラウンスポーツ』への乗り換えとタイミングが重なりクルマ&システムの大変更を神奈川県のCAR-Fi(カーファイ)で実施。これから少しずつサウンド&システムを育てて行く予定だ。

◆RSオーディオのサウンドに惚れ込み、スピーカー交換と車両入れ替えを同時に実施

デモカーの試聴で好みのサウンドだったことから愛車への導入を決めたRSスピーカーのDiamond 165-3デモカーの試聴で好みのサウンドだったことから愛車への導入を決めたRSスピーカーのDiamond 165-3
ツイーターとミッドレンジをAピラーにビルトイン加工。大型のミッドレンジではあるがスマートなデザインに仕上がった。ツイーターとミッドレンジをAピラーにビルトイン加工。大型のミッドレンジではあるがスマートなデザインに仕上がった。左右のスピーカー取り付けをまったく左右対称にすると右側のミッドレンジ取り付けはこの通りにギリギリだが見事にクリア。左右のスピーカー取り付けをまったく左右対称にすると右側のミッドレンジ取り付けはこの通りにギリギリだが見事にクリア。

現在のクラウンスポーツの前に乗っていた『ハリアー』の時点でシステムアップを計画していた大矢さん。ある日のことRSオーディオのスピーカーを取り付けたデモカーを聴いたのがきっかけになり、スピーカー交換を実施することにした。しかし前編でも紹介したとおり、スピーカー交換を決めた同時期にクラウンスポーツの登場に魅了され、クルマの乗り換えも並行して実施したため、スピーカーは取り付け車両が無くなり一時待機することになってしまった。もちろんシステムをハリアー→クラウンスポーツへと移設したり、クラウンスポーツのインストールを開始する際についに念願だったRSオーディオのスピーカーを取り付けることになる。

試聴ですっかり魅了されたRSオーディオ、その中からチョイスしたのはDiamond 165-3。ダイヤモンドシリーズの3ウェイモデルであり、オーナーが試聴時に感じた女性ボーカルの美しさや音の艶感、潤いを感じる音でありながら決して軽い音にはならないサウンドを引き出すには絶好のユニットだと判断しての導入となった。

ツイーターとミッドレンジはAピラーに取り付けられる。取り付けショップであるカーファイが徹底してこだわったのは左右のスピーカーロケーションを完全一致させること。クラウンスポーツは左右のダッシュ形状が異なり、左側のミッドレンジ&ツイーターを最適な高さに設定した際、右側のミッドレンジはダッシュにギリギリになってしまう。それでもロケーションを合わせることを優先してミリ単位の加工を施して美しいインストールを完成させた。

◆ドアのミッドバスはインナー取り付けでスタート。スピーカーの能力を引き出す進化を少しずつ進める予定

お気に入りのクラウンスポーツのインテリアデザインも大きく変更すること無くストックのイメージを残している。お気に入りのクラウンスポーツのインテリアデザインも大きく変更すること無くストックのイメージを残している。ドアのミッドバスは純正位置にインナー取り付けする。まずはRSスピーカーの3ウェイを愛車で体験することを優先させた。ドアのミッドバスは純正位置にインナー取り付けする。まずはRSスピーカーの3ウェイを愛車で体験することを優先させた。

ミッドバスはドアにインナー取り付けとしている。ドライビング性能やデザインに惚れ込んで購入したクラウンスポーツに対しては最初のインストールとなったので、まずはインナーから始めたという大矢さん。まずは新しいクルマでRSオーディオのお気に入りのスピーカーを鳴らすことが目標になった。

ただし、ベテランオーナーの大矢さんなので、すでに上質なインストールによる高音質化への効果もよく知る。そのため今後はアウターバッフル化も視野に入れて少しずつバージョンアップさせていく予定だ。取り付け&調整で常に目標としているのはRSオーディオのスピーカーの能力をフルに引き出すこと。大矢さんにとってRSオーディオの美点となった音のきれいさを徹底して引き出すために中低域のサウンドもさらに磨きを掛ける予定。

コクピットはAピラーの加工が目立つものの全体的には純正のインテリアデザインを優先したスマートな仕上がり。デザインも走りも気に入って手に入れたクラウンスポーツなので、インテリアのイメージもストックを守りたかったのもオーナーの願い。上質なインテリア空間を持つクラウンスポーツならではのフィニッシュとした。

◆DAPのクオリティにもこだわりいっぱい。高音質のシステムデザインを順次構築中だ

DAPにはウォークマンのNW-ZX707をチョイスした。センターコンソールの所定の場所にピッタリ収まるサイズだ。DAPにはウォークマンのNW-ZX707をチョイスした。センターコンソールの所定の場所にピッタリ収まるサイズだ。ヘリックスのコントローラーをダッシュの下部に取り付ける。操作しやすいが小型なので目立たないのもオーナーのお気に入り。ヘリックスのコントローラーをダッシュの下部に取り付ける。操作しやすいが小型なので目立たないのもオーナーのお気に入り。クラウンスポーツに乗り換え、同時にオーディオのシステムアップをこなした大矢さん、今後のステップアップも計画中だ。クラウンスポーツに乗り換え、同時にオーディオのシステムアップをこなした大矢さん、今後のステップアップも計画中だ。

音楽プレイヤーにはウォークマンのNW-ZX707をチョイス、普段はセンターコンソール前部のスペースにピッタリ収めて運用しているので操作性もディスプレイの見やすさも良好で使い勝手も良い。もちろんサウンド面でも音源の情報量を高めることでシステム全体のクオリティをアップさせているのもオーナーお気に入り。

さらにDSPのコントローラーはヘリックスのユニバーサルリモコン・URC-3をダッシュ下に設置する。手もと操作できることで各種のコントロールも使い勝手が良い。目立たない小型のコントローラーでもあるのでインテリアデザインに大きく影響しないのも良いところ。現在DSPアンプにヘリックスのP-SIX DSP MKIIIを使っているが、ここでもシステムアップを計画中。単体DSP+パワーアンプのシステムの導入を狙っているようだ。

好みのサウンドのスピーカーを見つけてゲットしたのとほぼ同時期に、お気に入りのクルマと出会って乗り換えも実施した大矢さん。すべてのオーディオ環境を激変させたが結果は大満足の仕上がりとなった。ここから自分好みのサウンドにこつこつ育てて行く予定だ。今後のサウンド&インストールのグレードアップが楽しみだ。

土田康弘|ライター
デジタル音声に関わるエンジニアを経験した後に出版社の編集者に転職。バイク雑誌や4WD雑誌の編集部で勤務。独立後はカーオーディオ、クルマ、腕時計、モノ系、インテリア、アウトドア関連などのライティングを手がけ、カーオーディオ雑誌の編集長も請負。現在もカーオーディオをはじめとしたライティング中心に活動中。

《土田康弘》

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