セダンの魅力再発見---いまや好事家の乗るスペシャリティジャンルなのだ!

BMW M5(E34)
BMW M5(E34)全 4 枚

実用モデルとしてのセダン需要は、日本市場において失われつつある。セダンはかつてのクーペと同様のスペシャリティジャンルとなった。人とは違う選択肢を、という酔狂が選ぶカテゴリーなのだ。だからこそ今あえてセダンを選ぶのが面白い! 

「名車はセダンにあり」というのが『カーセンサーEDGE』2025年1月号(発行:リクルート)の特集だ。セダンという形態は、ダイナミック性能の発揮に有利で、4人がちゃんと乗れて、荷物も専用の空間に収納できる。いまだにクルマの基本形はセダンであると言われるゆえんだ。

セダンの形は、自動車の心臓部であるパワートレイン、人が乗るキャビン、荷室の「3ボックス」という呼び方もでき、長い自動車史で培われてきたこのパッケージングは今でも残る。特集では、伝統と新しさ、そして様式を宿すセダンの魅力を解き明かす。

「交差点で車窓から見渡せば、周りは背の高いクルマばかり」。諸外国ではどうなのか。特集では、日本市場に導入されているセダンを国別でリサーチする。世界に視野を広げると、セダンを語るにあたって欠かせないのが、メルセデスベンツ『Eクラス』とBMW『5シリーズ』だ。セダンのベンチマークとしてこの2台が誌面に登場する。

さらに、スーパーカーも蹴散らすパフォーマンスを秘めたモンスターセダンがある。パワーこそ正義、“おじさんホイホイ”なモデルから最新機までセダンのベスト11を選抜する。特集記事は「セダンデザイン論」、「英流セダン通」、「コラボ系セダン」、「絶滅寸前!? もう買うしかない!」と続く。

マセラティ・クアトロポルテマセラティ・クアトロポルテ

気になるコンテンツ……●SUVに飽きたあなたに 名車はセダンにあり●EDGE Voice 一般的には人気薄!? だからこそ注目したい!●クルマの達人 “NS号”日本自動車殿堂登録に寄せて 島津楢蔵/山口銀三郎●テリー伊藤の実車見聞録 RENAULT TWINGO GT●多事放論 近未来の電気自動車にはどんな新機能が装着されそうですか?●EDGYなカーライフ B面 セダンの残像

『カーセンサーEDGE』2025年1月号『カーセンサーEDGE』2025年1月号

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《高木啓》

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