ダイハツ、牛糞バイオガスプラント稼働…自動車製造の考え方を活用

ダイハツの牛糞バイオガスプラントが滋賀県龍王町の滋賀(龍王)工場第1地区で稼働
ダイハツの牛糞バイオガスプラントが滋賀県龍王町の滋賀(龍王)工場第1地区で稼働全 8 枚

ダイハツ工業は12月9日、滋賀県龍王町の滋賀(龍王)工場第1地区において、自動車製造の考え方を活用した「バイオガス実証プラント」の本格稼働を開始したと発表した。

このプラントは、地域の持続可能な社会実現に向けた「龍王町ならでは」の取り組みの一環として建設された。

龍王町は2023年1月に滋賀県初の「バイオマス産業都市」に認定され、耕種農業・畜産業・工業が一体となった地域バイオマス資源の活用・循環を推進している。この構想の中核を担うのが「バイオガス化プロジェクト」であり、町内の農畜産業と自動車製造業が連携して進められている。

プロジェクトでは、近江牛の牛糞からバイオガス(メタンガス)を生成し、カーボンニュートラル燃料として利用する。さらに、発酵残渣を堆肥や液肥として農業に活用することで、地域内のバイオマス資源の循環を目指している。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  3. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る