リアガラスに「ハイラックスサーフ」の血統、トヨタのSUV『4ランナー』新型発表

トヨタ 4ランナー 新型
トヨタ 4ランナー 新型全 7 枚

トヨタ自動車の米国部門は12月10日、北米向けSUV『4ランナー』の新型を発表した。15年ぶりのフルモデルチェンジとなる今回の新型は、現地ベース価格4万0770ドル(約620万円)からの設定だ。

4ランナーは、1984年に初代モデルが登場して以来、北米市場で人気を博してきたSUVだ。日本では4世代目まで『ハイラックスサーフ』として販売されていたが、5世代目からは北米専用モデルとなっている。

新型のデザインは、ミシガン州を拠点とするCALTYデザインチームが手がけた。デザイナーたちは過去のモデルからインスピレーションを得つつ、未来を見据えたデザインを追求。特に初代と2代目への敬意を表し、「ラップオーバー」クォーターガラスを復活させた点が特徴的だ。

トヨタ 4ランナー 新型トヨタ 4ランナー 新型

インテリアでは、操作性と機能性を重視したインターフェースを採用。8インチまたは14インチのマルチメディアタッチスクリーンを装備し、ワイヤレスのApple CarPlayとAndroid Autoに対応する。また、2列目タンブルシートの採用により、荷室の使い勝手を向上させている。

パワートレインには、2.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「i-FORCE」エンジンを搭載。最大出力278hp、最大トルク43.8kgmを発揮し、8速ATと組み合わされる。

新型4ランナーは、トヨタの北米SUVラインナップの中核を担う重要モデルだ。過去の伝統を受け継ぎつつ最新技術を取り入れた新型となる。

《森脇稔》

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