ヒョンデと化学大手のSKケミカルズ、廃プラから高品質自動車部品開発へ

SK chemicalsがヒョンデ・キアと共同で循環型リサイクル技術と植物由来素材を用いた6種類の自動車部品を開発
SK chemicalsがヒョンデ・キアと共同で循環型リサイクル技術と植物由来素材を用いた6種類の自動車部品を開発全 1 枚

化学大手のSKケミカルズは、ヒョンデ・キアの先進車両企画部門と基礎素材研究センターと共同で、循環型リサイクル技術と植物由来素材を用いた6種類の自動車部品を開発したと発表した。

この取り組みは、廃棄資源のリサイクルと植物由来素材の活用により、環境に配慮した材料の自動車への適用可能性を検証するものだ。キア『EV3』をベースにしたプロトタイプが、ヒョンデのスタディカー展示会で公開され、SKケミカルズを含む複数の素材・部品メーカーがプロジェクトに参加した。

SKケミカルズは、独自の化学リサイクル技術である循環型リサイクル技術を用いて、PETベースの自動車部品をリサイクルした。リサイクルPETを使用した5つの部品(ヘッドライナー、シート、クラッシュパッド、ドアパネル、ドアアームレスト)が適用された。さらに、SKケミカルズの新しい軟質素材FLEXIAをフロアマットに使用し、リサイクルを容易にするための単一ポリエステル組成を実現した。


《森脇稔》

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