二輪向けコネクテッド技術も、パイオニアがSDV時代の新製品を「CES 2025」で初公開へ

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パイオニアは、2025年1月7日から10日にかけて米国ネバダ州ラスベガス市で開催される「CES 2025」に出展する。「未来の移動体験を創ります」という企業ビジョンのもと、車室内サウンド、コネクティビティ、センシング、AIを活用した商品・サービスを展示する予定。

特に注目されるのは、SDV(Software Defined Vehicle)時代に向けたサウンド統合プラットフォームである。これは、50年以上にわたる技術とノウハウを活用し、自動車メーカーや車種別のニーズに応じた拡張性の高いプラットフォームである。22個のスピーカーを使用した次世代の空間オーディオも体験できる。

また、二輪用コネクテッドソリューションも初公開される。スマートクラスターやスマートディスプレイ、ライドレコーダーなどのデバイスを展示し、ライダーアシストや安全ナビゲーションをデモンストレーションする。

さらに、車載カメラ用高性能AIコンピューティングプラットフォームも展示される。これは、ドライバーのストレスレベルを検出し、安全運転を支援するシステムである。

パイオニアは、モビリティデータや位置情報を活用したソリューションサービスも紹介する。日本国内向けのクラウド型ナビゲーションアプリ「COCCHi」「MOTTO GO」や、フリートマネジメントサービス「MobilityOne」のデモンストレーションも行われる予定だ。

《森脇稔》

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