キア、新型コンパクトセダン『K4』発表…クラス最大の室内に30インチの大型デジタルディスプレイ

キアK4
キアK4全 5 枚

ヒョンデ傘下のキアは、新型コンパクトセダン『K4』を発表した。K4は、最新のテクノロジーと広々とした室内空間を特徴とし、コンパクトセダン市場での存在感を高めることを目指している。

キアの新型コンパクトセダン『K4』

K4の最大の特徴は、クラス最大となる室内空間だ。全長4710mm、全幅1850mmのボディサイズにより、後部座席の足元空間は965mmを確保。これはコンパクトセダンクラスでトップの数字となる。

インテリアでは、約30インチの大型デジタルディスプレイを採用したコックピットが目を引く。このディスプレイは、キアの最上位EV『EV9』で初採用された最新のインフォテインメントシステム「Connected Car Navigation Cockpit (ccNC)」を搭載。高速処理と高画質表示が可能で、無線でのソフトウェアアップデートにも対応する。

さらに、全モデルに標準装備されるワイヤレスApple CarPlayとAndroid Autoにより、スマートフォンとのシームレスな連携を実現。上位グレードでは、スマートフォンやNFCカードを使用してドアの施錠・解錠や車の始動ができる「デジタルキー2.0」も用意される。

パワートレインは、2.0リットル自然吸気エンジンと1.6リットルのターボエンジンの2種類から選択可能。2.0リットルエンジンは147hp、1.6リットルターボエンジンは190hpを発揮する。トランスミッションは、2.0リットル用にIVT、1.6リットルターボ用に8速オートマチックが組み合わされる。

K4は、LX、LXS、EX、GT-Line、GT-Line Turboの5つのトリムレベルで展開される。キアは、この新型モデルによってコンパクトセダン市場での競争力を高め、若年層を中心とした新たな顧客層の獲得を目指している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. VW、自信を取り戻した欧州の巨人…IAAモビリティ2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る