ホンダ、次世代燃料電池システム生産の新工場設立へ…2027年度に稼働めざす

ホンダ CR-V e:FCEV(参考画像)
ホンダ CR-V e:FCEV(参考画像)全 2 枚

ホンダは12月18日、次世代燃料電池システムの生産を行う新工場を栃木県真岡市に設立すると発表した。2024年10月に四輪車のエンジン部品などの生産を終了したパワートレインユニット製造部の敷地・建屋を活用し、2027年度の稼働開始を目指している。

新工場の年間生産能力は3万基で、最新鋭の生産設備を導入し、高効率・高品質の生産を実現する計画だ。ホンダにとって自社開発の燃料電池システム専用工場の立ち上げは初めてとなる。

この事業は、経済産業省が主導する「GXサプライチェーン構築支援事業」に採択され、補助金を受ける予定だ。GXとは、2050年のカーボンニュートラル実現に向けた取り組みを指す。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る