日本精機がBtoCブランド立ち上げ、第一弾は後付けヘッドアップディスプレイ 2025年2月発売へ

日本精機の後付けHUD(ヘッドアップディスプレイ)「LumieHUD(ルミエハッド)」
日本精機の後付けHUD(ヘッドアップディスプレイ)「LumieHUD(ルミエハッド)」全 2 枚

日本精機は、新たなBtoCブランド「moado」を立ち上げ、その第1弾製品として後付けHUD(ヘッドアップディスプレイ)「LumieHUD(ルミエハッド)」を2025年2月下旬に発売する。価格は2万2000円だ。

世界の自動車用HUD市場は、2020年から2030年にかけて約1300億円から約3500億円規模にまで成長し、予測期間中の成長率は約260%になると予想されている。この成長市場に向けて、日本精機は既存車にも後付け可能なHUDを開発した。

LumieHUDは、幅121mm、奥行111mm、高さ113mmのコンパクトサイズで、ブルー、グレー、アイボリーの3色展開となる。ドライバーの視点から1500mmの距離に車速をkm/h表示で投影する。電源はUSB Type-Aから5V DCで供給され、動作温度範囲はマイナス30~プラス60度と幅広い。

日本精機の後付けHUD(ヘッドアップディスプレイ)「LumieHUD(ルミエハッド)」日本精機の後付けHUD(ヘッドアップディスプレイ)「LumieHUD(ルミエハッド)」

機能面では、GNSS受信による速度検知、5段階の明るさ設定、常時有効な自動調光機能を備えている。これらの機能により、様々な環境下で快適な視認性を確保できる。

日本精機は、従来のHUDユーザーに加え、小型・軽自動車を運転する方や女性など、これまでHUDに関心の薄かった新たな層にもアプローチする。安心してドライブを楽しめる製品として、LumieHUDの普及を目指している。

HUD技術の普及により、ドライバーは前方から視線をそらすことなく必要な情報を得られるようになる。これは安全運転の促進につながり、交通事故の減少に寄与する可能性がある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. BMW、カーボン素材を天然繊維複合素材に置き換え、量産車に採用へ
  5. 新型ダイハツ『ムーヴ』用エントリー車高調が早くも登場! タナベ「サステックプロCR」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  4. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る