スズキは12月20日、日本流行色協会（JAFCA）が主催する「オートカラーアウォード2024」において、新型『スイフト』が特別賞を受賞したと発表した。
特別賞は、グランプリとは別に特に優れたカラーデザインがあった場合に贈られる賞。スズキとしての特別賞受賞は3度目で、「オートカラーアウォード」全体における受賞は、過去のグランプリ等を含め、今回で7度目となる快挙を達成した。
受賞車種となった新型スイフトは、エクステリアにクールイエローメタリックとガンメタリックの2トーンルーフを採用し、インテリアにはブラックとライトグレーの組み合わせを用いている。
審査員からは「次世代に新しいエナジーを注入する色。新しいスポーティを追求し、伸びしろを感じさせる原石を生み出した」と高い評価を受けた。さらに「この色、素材、表面仕上げが次世代の車への高い関心を集めるきっかけになるだろう。イエローにグレーを合わせた、ツートーンカラーの新しい解釈も評価したい」とのコメントが寄せられた。
スズキのカラーデザインチームは、若者の感性に訴えかける斬新なアプローチで、自動車業界に新風を吹き込んだと言える。特に、クールイエローメタリックという鮮やかな色彩と、ガンメタリックという落ち着いた色調の組み合わせは、スポーティさと洗練さを両立させた革新的なデザインとして注目を集めている。
