ホンダ『N-VAN e:』リコール…サイドカーテンエアバッグが正常に展開できないおそれ

ホンダ『N-VAN e:』
ホンダ『N-VAN e:』全 4 枚

本田技研工業は12月13日、フル電動軽自動車、ホンダN-VAN e:』のサイドカーテンエアバッグについて、正常に展開できず乗員保護性能を満足しないおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは、9月16~23日に製作された計892台。

サイドカーテンエアバッグにおいて、インフレータ(膨張装置)とエアバッグを固定するクランプリングのかしめ荷重の設定が不適切なため、過大な荷重でかしめられ、クランプリングの強度が不足しているものがある。そのため、車室内高温時にサイドカーテンエアバッグが展開した際、インフレータ内圧が増加し、クランプリングが破断してエアバッグが正常に展開できず、乗員保護性能を満足しないおそれがある。

改善処置として、「e:L4」と「e:FUN」グレードは全車両、左右のサイドカーテンエアバッグを対策品と交換する。また、「e:L2」と「e:G」グレードは全車両、右のサイドカーテンエアバッグ(設定が右側のみ)を対策品と交換する。

現在までに、不具合の発生や事故は報告されていない。

《小國陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  2. 「日本版より洒落てる」2026年モデルの米国版トヨタ『カローラ』発表に、日本のファンも注目
  3. 中国マイクロEV『小馬』10万台を販売した「かわいいペット」戦略
  4. ホンダ『プレリュード』新型、インドネシアでは「オールブラック」なプロトタイプを初公開
  5. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る