インフィニティの新型SUV『QX80』と『QX60』、米IIHSで最高の安全性評価

インフィニティQX60(上)とQX80(下)
インフィニティQX60(上)とQX80(下)全 11 枚

日産自動車の海外向け高級車ブランドのインフィニティは、SUVの『QX80』新型と『QX60』が、米国IIHS(道路安全保険協会から最高レベルの安全性評価を獲得したと発表した。

インフィニティのSUV『QX80』と『QX60』

新型QX80が「TOP SAFETY PICK」を、2024-2025年モデルのQX60が3年連続で「TOP SAFETY PICK+」を獲得している。

QX60は衝突安全性、歩行者前面衝突防止、ヘッドライト性能において優れた評価を得た。標準装備の安全システムには、歩行者検知機能付き前方緊急ブレーキ、後退時自動ブレーキ、予測型前方衝突警報、車線逸脱警報、ブラインドスポット警告、後側方車両検知警報などが含まれる。

一方、新型QX80は優れた車体構造と先進安全技術が評価された。歩行者検知機能付き自動ブレーキ、ブラインドスポットインターベンション、スマートルームミラーなどの機能を搭載。オプションのProPILOT Assist 2.1は、より滑らかで直感的な高速道路走行をサポートする。

J.D.パワーの調査によると、先進安全機能は新車購入の主要な決定要因の1つとなっている。また、マッキンゼー・アンド・カンパニーの報告では、高級車購入者は最先端の運転支援技術を標準装備として期待しているという。

IIHSの2024年TOP SAFETY PICK+評価を獲得するには、小型オーバーラップ前面衝突試験と更新された側面衝突試験で「良好」、更新された中型オーバーラップ前面衝突試験で「許容可能」以上の評価が必要。さらに、全トリムのヘッドライトが「良好」または「許容可能」、歩行者対車両前面衝突防止システムが「許容可能」または「良好」の評価を得る必要がある。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  5. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る