三菱ケミカル、EV向け電池素材の生産能力を増強…2026年稼働へ

三菱ケミカルグループの香川事業所
三菱ケミカルグループの香川事業所全 2 枚

三菱ケミカルグループは、電気自動車(EV)向けリチウムイオン電池用の負極材について、香川事業所(香川県坂出市)での生産能力を増強すると発表した。2026年10月の稼働を予定しており、年間生産能力は1万1000トンとなる。

負極材はリチウムイオン電池を構成する主要な材料の1つであり、天然系黒鉛または人造系黒鉛を原料としている。三菱ケミカルグループは、製造工程での温室効果ガス排出量が少なく、ライフサイクルアセスメントの観点で優位性がある天然系黒鉛を原料とした製品に強みを持っている。

さらに同社は、独自開発の新技術により、天然系黒鉛の課題であった電池寿命に影響する膨張を抑制し、人造系黒鉛の性能を上回る新グレードを開発した。この新グレード品の生産を香川事業所で行うことで、サプライチェーンの強化とモビリティ向け素材におけるカーボンニュートラルへの取り組み強化を目指している。

《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 三菱のスーパーセダン『ランエボ』ついに復活? 400ps超、PHEVの可能性
  2. 最新安全装備との両立を実現…ダムドが『ジムニーノマド』2型・『ジムニー/シエラ』5型向けカスタムパーツを同時発売
  3. 日産の株価が3日続伸…国内生産台数100万台へ
  4. ホンダ『シビックタイプR HRC』は2027年登場か…“究極のFF”が市販化の可能性
  5. クルマが静かになると走りまで上質に感じる? ポルシェ911に「調音施工」を施してみた
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  2. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  3. 【全文PDFプレカン】日産自動車 長期ビジョン発表会
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. 生活道路の法定速度が30km/hへ、9月1日から引き下げ---ここまで影響アリ
ランキングをもっと見る