マルチスズキ、初のEV『eビターラ』をインド発売へ…2025年1月17日デビュー

マルチスズキ『eビターラ』(インド仕様)のティザー
マルチスズキ『eビターラ』(インド仕様)のティザー全 4 枚

スズキのインド子会社のマルチスズキは、同社初となるEVで、新型電動SUVの『eビターラ』を、2025年にインドで発売すると発表。2025年1月17日に開幕する「Bharat Mobility Global Expo 2025」において、インド仕様がデビューする予定だ。

マルチスズキ初のEVとなる『eビターラ』

eビターラは、バッテリー電気自動車(BEV)専用に設計された「HEARTECT-e」プラットフォームを採用している。最新技術と先進的な安全機能を搭載し、優れた走行性能を提供するという。

マルチスズキのパルト・バネルジー上級執行役員(マーケティング・販売担当)は、「eビターラは、持続可能なモビリティと技術革新への我々の揺るぎないコミットメントの証」と述べ、数十年にわたる自動車製造の専門知識を活かし、先進的な電気技術と顧客第一のアプローチを組み合わせて、真に革新的な製品を提供する、と強調した。

同社は、EVの普及を促進するために包括的なエコシステムの構築が不可欠だと考えている。そのため、eビターラの発売に合わせて、家庭用充電ソリューションやマルチスズキのディーラーやサービス拠点に設置される全国規模の急速充電ネットワークなど、信頼性の高い総合的なEVエコシステムの導入を計画している。

バネルジー氏は、「EVをより多くの顧客にとってアクセスしやすく、便利で魅力的なものにすることが目標。eビターラでまさにそれを実現しようとしています」と述べ、EVの普及に向けた同社の意欲を示した。

「エモーショナル・バーサタイル・クルーザー」のコンセプトに基づいて設計されたeビターラは、先進技術と現代的なデザインを融合させている。進化する市場要件と顧客ニーズに戦略的に対応し、インドの自動車市場に新時代のEV性能をもたらすことが期待されている。

マルチスズキの今回の発表は、インド自動車市場における電動化の加速を示すものとなる。

《森脇稔》

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