スバル『S210』プロトタイプを初公開、NBRがより色濃く…東京オートサロン2025

スバル S210 プロトタイプ
スバル S210 プロトタイプ全 38 枚

スバルは1月10日、特別仕様車のSTIコンプリートカー『S210』プロトタイプを東京オートサロン2025で初公開した。STI=スバルテクニカインターナショナルが開発した、NBR(ニュルブルクリンク耐久)レースカー直系の2ペダルスポーツセダンだ。

日本国内向けSシリーズとしては通算10台目となる。エンジンのチューニングも含む、コンプリートカスタムカーに与えられる称号が「S」だ。S210でもパワートレイン、トランスミッションなどトータルで車をチューニングし、出力の向上とともに、2ペダルスポーツセダンとして最適な性能を期待させる。

エンジンは「FA24」水平対向4気筒2.4リットルDOHC16バルブデュアルAVCS 直噴ターボ “DIT”を搭載、最高出力は221kW(300PS)/5700rpm、最大トルクは375Nm(38.2kgfm)/2000-5600rpmと発表されている。トランスミッションはスバルパフォーマンストランスミッション(マニュアルモード付)だ。

S210のエクステリアは、NBRマシンで証明された技術・ノウハウを、従来のSシリーズ以上に色濃く再現したデザインだ。インテリアもNBR車両と同様に無駄のないデザインを意図し、カラーを黒×赤で統一、より運転に集中できるインテリア空間をめざしたという。

S210の発売時期は2025年夏頃を予定し、限定500台を抽選で販売する予定だ。

《高木啓》

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