「こりゃ確かに買いですわ」スバル製ストロングハイブリッドへの注目度と今後の期待

スバル・クロストレック e-BOXER(Premium S:HEV)
スバル・クロストレック e-BOXER(Premium S:HEV)全 7 枚

スバルは12月5日、クロスオーバーSUV『クロストレック』のストロングハイブリッド搭載車を発表。「東京オートサロン2025」会場ではSTIパフォーマンスモデルも展示され注目を集めた。SNSではスバル初のストロングハイブリッド登場に多くのコメントが寄せられている。

「クロストレック e-BOXER」は「Premium S:HEV」と「Premium S:HEV EX」の2グレード展開となり、従来のクロストレックのラインアップに上級モデルとして加わった。

スバルが新開発したストロングハイブリッドスバルが新開発したストロングハイブリッド

ストロングハイブリッド専用に新開発された2.5リットル水平対向エンジンは118kW(160ps)を発揮。駆動用モーターは、最高出力88kW(119.6ps)を発生し、メインはモーター駆動で走行、モーターが苦手な領域をエンジン駆動がカバーするシリーズ・パラレル方式だ。AWDシステムに重要なトランスアクスルもストロングハイブリッド専用に新開発。スバル独自のシンメトリカルAWDを継承し、様々な路面で優れた走行安定性が期待できる。

駆動用バッテリーにはリチウムイオン高電圧バッテリーを採用、大容量燃料タンクにより航続を延ばし、歴代スバル最長となるワンタンク1000kmを超える航続距離を実現した。また、ストロングハイブリッド化による重量増加に対応するため、サスペンションにも専用セッティングが施される。

ブレーキシステムも回生ブレーキとメカニカルブレーキの協調制御によりガソリン車と変わらないフィーリングと、回生ブレーキによる燃費性能を両立。加えて、スバル独自の「アイサイトX」により、渋滞時ハンズオフアシストやアクティブレーンチェンジアシストなどの機能で運転負荷を軽減する。価格は383万3500円から。

ストロングハイブリッドを搭載する新型スバル クロストレックストロングハイブリッドを搭載する新型スバル クロストレック

X(旧Twitter)では、「こりゃ確かに買いですわ」「ちゃんと1000キロ走れててえらい」「クロストレックHV乗ってきた。すごくよかった」「クロストレックS:HEV試乗してきた。エコかつスポーティで総体的に優れたSUVに仕上がっていると実感」など既にディーラーなどで行われている試乗体験会などでその出来栄えの良さを実感している声が多く見られた。

また、今後の展開にも注目が集まる。ユーザーの最大の関心は、最量販モデル『フォレスター』への期待だ。北米では新型が発表されていることもあり「ますますフォレスターへの期待が高まる」「S:HEV仕様で乗り出し500万と見た」などのコメントが寄せられていた。

《園田陽大》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
  4. ガソリンの暫定税率「11月1日」廃止で野党8党一致、臨時国会法案提出へ[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る