オペル『コルサ』、ドイツ小型車市場で4年連続ベストセラーに 2024年

オペル・コルサ・エレクトリックとコルサ
オペル・コルサ・エレクトリックとコルサ全 3 枚

オペルはコンパクトカーの『コルサ』が2024年、ドイツ国内の小型車市場で新車販売台数トップの座を維持したと発表した。ドイツ連邦自動車局(KBA)の公式データによると、コルサは2024年の新規登録台数は4万3467台に達し、小型車セグメントでの首位は4年連続。

コルサは1982年の発売以来、世界累計販売台数が1460万台を超える人気モデルだ。革新的な技術を一般大衆に広めるというオペルの伝統を受け継ぎ、「インテリ・ラックス・マトリックスライト」や最新の運転支援システムなどを搭載している。

さらに、オペルは電気自動車の普及にも力を入れており、バッテリー式電気自動車の『コルサ・エレクトリック』をドイツ国内で3万ユーロ(約484万円)未満という手頃な価格で販売している。これにより、電動化技術をより多くの消費者に届けることを目指している。

オペル・コルサ・エレクトリックオペル・コルサ・エレクトリック

オペル・ドイツのパトリック・ディンガー社長は、「オペル・コルサは再びドイツの小型車セグメントでベストセラーモデルとなった。当社のポートフォリオにおける重要な役割を印象的に示している。また、2024年はコルサ・エレクトリックがオペルで最も登録された電気自動車となった。2025年もコルサの成功物語を続けていけることを楽しみにしている」と語る。

一方、オペルの中型モデルの『アストラ』も2024年に優れた成績を収めた。約4万7600台の新規登録があり、前年比で約90%の販売増を記録している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産、第3世代e-POWER向けエンジンに世界初技術…コールドスプレー工法バルブシート採用
  2. あさひ、通勤向け電動アシスト自転車「OFFICEPRESS-e」モデルチェンジ…安全性と整備性を向上
  3. ジープ初の1.6リットルターボハイブリッド搭載、SUV『チェロキー』新型が四角い新デザインで登場
  4. スバル『アウトバック』新型、約515万円から…年内米国発売へ
  5. 「一度でいいから拝んでみたい」33台が完売のアルファロメオ、購入者の1人がF1ドライバーであることも話題に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る