スズキ、EVスクーター『e-アクセス』初公開、世界戦略車第一弾

スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』
スズキの二輪車バッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』全 5 枚

スズキは17日にインドで開幕した「Bharat Mobility Global Expo 2025」で、スズキの二輪車におけるバッテリーEV(BEV)の世界戦略車第一弾『e-ACCESS(e-アクセス)』を世界初公開した。

「e-アクセス」は、十分な航続可能距離と洗練された外観を持つ実用性に優れたスクーターだとしており、スズキが長年、二輪車で培ってきた「走る、曲がる、止まる」といった基本性能を追求した作りこみや高負荷なテストによる品質の高さによって、スズキの従来の二輪車と同様にライダーの意思に忠実な走行フィーリングを提供する。

2025年3月より生産を開始し、2025年4月よりインドで販売を開始。その後、各国に順次輸出開始予定だとしている。

『e-ACCESS(e-アクセス)』を発表した鈴木俊宏社長(中央)『e-ACCESS(e-アクセス)』を発表した鈴木俊宏社長(中央)

e-アクセスは、「滑らかで静粛性の高いパワートレイン」「便利で実用性の高い装備」「タイムレスなスタイリングデザイン」の3つを特徴とする。

パワートレインについては、信頼性と安心感のあるリン酸鉄系のリチウムイオンバッテリーを採用。シート下収納(17リットル)を実現できる固定式とした。BEVならではの静かで滑らかな乗り心地と加速を実現する。新開発の軽量で高剛性なフレームにより、扱いやすく、優れた操安性能を発揮。さらに、ライダーの好みに合わせて選べる3つのドライブモードや、減速時のエネルギーを回収する回生ブレーキ、狭い駐車スペースで便利なリバースモード等を装備する。

キーレスシステムやスマートフォンと連携可能なカラーTFT液晶メーターを採用。さらに、過充電を防止する機能など、BEVスクーターならではの安心装備も採用。信頼性の高いベルト駆動ユニットにはオートテンショナーを採用し、メンテナンスの手間を軽減している。

オーソドックスなスクータースタイルは「タイムレスなスタイリングデザイン」を実現したもの。フロント中央に垂直に伸びるLEDポジションライトやスタイリッシュな切削光輝ホイールにより独自性のある外観に仕上げている。

スズキ ACCESS(アクセス)スズキ ACCESS(アクセス)

スズキはこのほかにも同ショーで、スズキのインドでの最量販スクーター『ACCESS(アクセス)』の新型と、新たにバイオエタノール85%までの混合燃料に対応した250ccロードスポーツバイク『GIXXER SF 250』を発表。アクセスは2025年1月よりインドで販売を開始し、各国に順次輸出開始予定となっている。

《レスポンス編集部》

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