ボルボ『XC90』が「EV顔」に一新、米国で改良新型発表 走りも進化

ボルボ XC90 改良新型
ボルボ XC90 改良新型全 5 枚

ボルボカーズは1月21日、大型SUV『XC90』の改良新型を米国で発表した。現地ベース価格は5万8450ドル(約915万円)から。外観デザインでは、フロントエンドを完全に刷新。電気自動車のデザイン要素を取り入れ、より現代的な表現を実現した。

「EV顔」になったボルボ『XC90』

特筆すべきは、ボルボの象徴的なT字型ヘッドライト「トールハンマー」のデザイン。全グレードで採用され、よりスリムな形状とエアインテークまで伸びるレンズにより、ハイテクな印象と存在感を高めている。

室内では、防音性の向上と新しいプレミアム素材の採用により、快適性と使用可能スペースが向上。新しいフリースタンディング型センターディスプレイと現代的なユーザーインターフェースにより、デジタル体験も刷新された。さらに、新しいダンパー技術を採用した改良シャシーにより、ハンドリングを損なうことなく快適性が向上している。

パワートレインに関しては、高性能と低燃費、低排出ガスを両立する効率的な設計が特徴。プラグインハイブリッドモデルのT8 eAWDは、1回の充電で33マイル(約53km)の電気走行が可能。必要に応じて高出力を発揮する「バックアッププラン付きの電気自動車」として位置付けられている。

ボルボカーズは今回のアップデートで、プラグインハイブリッドモデルの命名規則も変更。「Recharge」の名称を廃止し、出力レベルを示す「T8」のみで表記することで、世界中の顧客にとってより分かりやすいラインアップとなった。

《森脇稔》

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