ダイハツの不正防止策、全ての項目が実行フェーズに…国交省に報告

ダイハツ(東京オートサロン2025)
ダイハツ(東京オートサロン2025)全 2 枚

ダイハツ工業は1月24日、認証不正問題に関する再発防止策の四半期進捗を国土交通省に報告した。今回の報告において、再発防止に関する全ての項目が、実行フェーズである【実施済】または【継続して実施中】に移行した。

ダイハツは1年前の2024年1月16日に、国交省より「自動車の型式指定申請に係る違反の是正命令」を受領した。そしてダイハツは、2024年2月9日に公表した「認証不正問題への対応について」の通り、再発防止策を「抜本的な再発防止策についてのご報告」としてとりまとめ、国土交通省へ提出の上、推進している。

4月25日には第1回目の四半期進捗報告を国交省へ提出した。報告では、ダイハツが取り組む抜本的な再発防止策・全102項目の進捗状況を4つの区分に分類し、報告している。状況区分は、【実施済】実施が完了したもの、【継続して実施中】継続的な実施を念頭に現在実施しているもの、【近く実施予定】着手開始出来る状態にあるもの、【実施準備中】現時点では構想段階のもの又は着手していないもの、の4つ。

本日1月24日、2025年1月21日時点における再発防止策の進捗状況について、第4回目となる報告書を国交省に提出した。今回の報告では、再発防止に関する全ての項目が実行フェーズである【実施済】又は【継続して実施中】に移行した。

ダイハツでは「引き続き『法令・ルールを遵守し、正しい仕事をする』ことを継続した上で、今後も当社の使命である『お客様に寄り添い、暮らしを豊かにする』を果たすことができるよう努めてまいります」と述べている。

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
  4. ガソリンの暫定税率「11月1日」廃止で野党8党一致、臨時国会法案提出へ[新聞ウォッチ]
  5. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る