レオーネや歴代レガシィが苗場スキー場に登場!…SUBARU ゲレンデタクシー2025

SUBARU ゲレンデタクシー2025「SUBARU×全日本スキー連盟(SAJ)特別企画」
SUBARU ゲレンデタクシー2025「SUBARU×全日本スキー連盟(SAJ)特別企画」全 28 枚

新潟県湯沢町の苗場スキー場で1月18日と19日、「SUBARU ゲレンデタクシー2025」が開催され、オープニングでは全日本スキー連盟(SAJ)をサポートしてきた『レオーネ』や『レガシィ』などの歴代車両が登場し、スバルファンのみならず一般スキー客からも驚きの声が上がった。

ゲレンデタクシーは、来場客をプロドライバーが運転するスバルのSUVに乗せてゲレンデを全力で上り下りするというイベント。5年ぶり開催となった今回は、サプライズのオープニングとなった、

「SUBARU×全日本スキー連盟(SAJ)特別企画」と銘打ったオープニングセレモニーでは、真っ赤な2代目レオーネ・エステートバン4WDを先頭に初代から4代目までの歴代レガシィツーリングワゴンがゲレンデを下りて会場入り。「おーっ!」という歓声も冷めやらぬまま、レオーネからSAJ会長の五輪スキージャンプ金メダリスト・原田雅彦さんが降りると、さらに歓声がボリュームアップ。原田さんは「自分もこのレオーネで競技場に向かった時もあり、思い出のある懐かしいクルマです」と感慨深げにあいさつした。

スバルが1976年から続けているSAJへのサポートが、2026年に50周年を迎えるにあたった企画。76年11月、オーストリアに輸送されたレオーネ4WDエステートバンが、スバルが初めてSAJに贈呈したサポートカーとなった。それまでの日本チームの移動はレンタカーだったという。雪道に強い乗用タイプのスバル4WD(AWD)車は、以来半世紀に渡って日本のスノースポーツをバックアップしている。

歴代レジェンド車両はパレードランの後、ゲレンデの一角に展示された。実はこれらはスバルの収蔵車ではなく、この日のために各方面から調達した車両だという。当時のSAJの復刻デザインが施されたオリジナルラッピングである。ここまで仕上げてきたスバルの力の入れようが伝わってくる。特に細かく再現された真っ赤なレオーネは雪に映えて注目度抜群であった。

この日は、ゲレンデタクシーの同乗体験とともにこれら歴代車両を見たさに来たというスバリストも多く見かけた。その感想も熱がこもっていた。「長い間の信頼関係を感じられて嬉しいですね。いつまでもスバルにはこのような誰にとってもオンリーワンの存在でいてほしい」「旧車でもあるレオーネを雪上でリアル走行してくるスバルの姿勢に感動しました」「やっぱBGレガシィは格好いいです。歴代レガシィで一番好きです!」

一般の駐車場にも、当然のようにスバル車がぎっしりと集まっており、中には当のレオーネや旧型のレガシィなどの姿も。寒さを吹き飛ばす、熱い苗場スキー場であった。

ゲレンデタクシーは1月25日と26日にも苗場プリンスホテルで開催される予定。

《嶽宮 三郎》

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