「斜めグリル」BMW『iX』にも採用で表情一新! パワーアップで航続700km超に拡大

BMW iX xDrive60
BMW iX xDrive60全 19 枚

BMWは、電動スポーツアクティビティビークル(SAV)、『iX』の改良新型を欧州で発表した。改良新型iXの「xDrive60」グレードは、出力が15kW(21hp)増加し、400kW(544hp)へとパワーアップ。0-100km/h加速は4.6秒。最高速度は電子制御により200km/hに制限されている。

デザインと走りが大きく変わったBMW『iX』

航続距離においても大きな進化を遂げており、WLTPサイクルでの電費が8%以上改善された。その結果、xDrive60モデルの航続距離は最大701kmに達し、競合車種の中でもベンチマークとなる数字を記録している。

BMW iX xDrive60BMW iX xDrive60

この性能向上は、パフォーマンス電子機器の一貫した開発や、ホイールベアリングとタイヤの微調整などによって実現された。また、新しいインバーター技術により、駆動システムの電力密度が最適化され、高電圧バッテリーから電気モーターへのエネルギー転送効率が向上した。

外観デザインも一新され、よりアグレッシブかつスポーティな印象を強調している。特徴的なBMWキドニーグリルは、繊細なフレームと垂直・斜めのラインで構成された内部構造を持つ。ヘッドライトも再設計され、昼間走行灯とターンインジケーターに垂直トリムが採用された。

BMW iX xDrive60BMW iX xDrive60

内装では、広々とした空間とプログレッシブなラグジュアリーの雰囲気が特徴的だ。新たにMスポーツパッケージが選択可能となり、スポーティなデザイン要素を取り入れることができる。

標準装備には、アラームシステム、ウェルカム・グッバイアニメーション、アダプティブLEDヘッドライト、コンフォートアクセス、運転席・助手席シートヒーター、ステアリングヒーター、ドライビングアシスタントプラス、BMWライブコックピットプロフェッショナル、ハーマンカードンサラウンドサウンドシステムなどが含まれている。

BMW iX xDrive45BMW iX xDrive45

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  2. 【スズキ ソリオバンディット 新型試乗】ソリオの魅力は“実用前提のちょうどよさ”にある…島崎七生人
  3. アウディ『A2』が21年ぶりBEVで復活へ! 現ラインナップ2車種の後継に
  4. 【スバル クロストレック S:HEV 新型試乗】ストロングハイブリッドになっちゃって大丈夫なの?…10月の試乗記ベスト5
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る