「37インチタイヤ」装着の『ランドクルーザー250』! アイスランドで生まれた極地仕様カスタムがすごい

アークティックトラックスのトヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』
アークティックトラックスのトヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』全 6 枚

アイスランドの4WDカスタムメーカー、アークティックトラックスは、トヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』を発表した。35年以上にわたる極地での経験を活かし、日常での使用も可能な完全リエンジニアリングモデルとなっている。

AT37の名は、装着される37インチタイヤに由来する。タイヤはBFグッドリッチの新型オールテレーンT/A KO3またはマッドテレーンT/A KM3から選択可能で、様々な路面状況での高いグリップ力と耐久性を実現している。これらのタイヤは、アークティックトラックス独自のレトロ調の「ヘリテージ」鍛造アルミホイールに装着される。

アークティックトラックスのトヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』アークティックトラックスのトヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』

サスペンションは2段階調整式の専用パフォーマンスシステムを採用。ダカールラリー優勝経験のあるR53サスペンションと共同開発したもので、大径モノチューブダンパーや油圧式バンプストップなどを備え、40mmのリフトアップを実現している。

車体は37インチタイヤに対応するため、フレーム、ボディ、駆動系を大幅に改修。ワイドトレッド化とホイールベース延長により、オンロードでの快適性と直進安定性を確保しつつ、オフロードでの高い走破性を両立させている。

外観では、アークティックトラックス特有のワイドボディフレアを採用。タイヤ空気圧ガイド/センタータイヤ空気圧調整システム接続用の凹部を4隅に設けている。内装には専用のギアセレクターやダッシュトリム、プレミアムマットなどが装備される。

アークティックトラックスのトヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』アークティックトラックスのトヨタ『ランドクルーザー250』をベースにしたオフロード車『AT37』

AT37は、2025年第2四半期から欧州、北米、中東、アフリカ市場で販売が開始される予定だ。トヨタの正規ディーラーを通じて供給されるバージョンと、顧客の既存車両をコンバージョンするバージョンの2種類が用意される。

アークティックトラックスのAT37は、極地での走行を想定した高い機動性と、日常使用での快適性を両立させた特別なランドクルーザー250。オフロード愛好家やアドベンチャー志向の強いユーザーにとって、魅力的な選択肢となりそうだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  2. セリカに次ぐ「リフトバック」採用のカローラは、50年経ってもスタイリッシュ【懐かしのカーカタログ】
  3. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  4. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
  5. シートに座ると自動で送風開始、取り付け簡単「クールカーシート」2モデルが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る