ハイエースのキャンピングカー『マルモビ』、防災賞受賞…炊き出しモードが評価

トイファクトリーの『マルモビ』が減災サステナブル技術協会の「防災・減災×サステナブル大賞2025」の「スマーテスアワード優秀賞」受賞
トイファクトリーの『マルモビ』が減災サステナブル技術協会の「防災・減災×サステナブル大賞2025」の「スマーテスアワード優秀賞」受賞全 4 枚

トイファクトリーは、同社が開発した多目的車両『MARU MOBI(マルモビ)』が、一般社団法人減災サステナブル技術協会の「防災・減災×サステナブル大賞2025」において「スマーテスアワード優秀賞」を受賞したと発表した。

トイファクトリーは、トヨタ『ハイエース』ベースのキャンピングカー製造台数で国内首位の企業だ。

『MARU MOBI』は、災害に強い国づくりを目指す内閣府の政策に基づき、平時の活用と有事の機能発揮を両立する車両として開発された。ハイエースをベースに、取り外し可能なシートや特許取得の特殊構造を備え、用途に応じたレイアウト変更が容易であることが特徴。

今回の受賞は、地域に根ざした防災・減災活動とSDGsへの貢献が評価された結果だとしている。『MARU MOBI』は、キッチンカーモードを新設し、イベントや災害支援での炊き出しなど多様な用途での活用が期待されている。

トイファクトリーは、キャンピングカーの製造だけでなく、地域活性化にも力を入れている。岐阜県可児市の大型公園「ふれあいパーク・緑の丘」のネーミングライツ契約を結び、「トイファクトリーの丘」と改称するなど、地域との連携を強化している。

トイファクトリーの『マルモビ』が減災サステナブル技術協会の「防災・減災×サステナブル大賞2025」の「スマーテスアワード優秀賞」受賞トイファクトリーの『マルモビ』が減災サステナブル技術協会の「防災・減災×サステナブル大賞2025」の「スマーテスアワード優秀賞」受賞

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  2. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 日産『エクストレイル』米国版が2026年型に、新グレード「ダークアーマー」設定
  5. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る