ENEOS、エネチェンジのEV充電器とローミング連携へ 2月3日から

ENEOSがエネチェンジのEV充電器とローミング連携
ENEOSがエネチェンジのEV充電器とローミング連携全 1 枚

ENEOSとエネチェンジは、EV、PHEV(プラグインハイブリッド車)ユーザーの利便性向上を目指し、EV充電のローミング連携を2月3日から開始すると発表した。

2月3日より、ENEOSが提供するENEOS Charge PlusのEV充電決済サービスから、エネチェンジの全国の対象充電器を利用できるようになる。

この連携により、ENEOS Charge Plusアプリ、ENEOS Charge Plus充電会員カード、EneKey(モバイルEneKeyを除く)の利用者が、エネチェンジのEV充電器を使用可能となる。エネチェンジの6kW普通充電器「EV充電エネチェンジ」は、従来のサービスに加え、ENEOS Charge Plusユーザーにも開放される。利用料金は、充電出力3kWの場合3.85円/分(税込)、6kWの場合7.7円/分(税込)となっている。

エネチェンジは2021年からEV充電インフラ環境の整備に取り組んでおり、全国で6kWの普通充電器「EV充電エネチェンジ」の設置を進めている。導入台数、アプリの利用者数、認知度でNo.1を獲得しているという。また、エネチェンジはENEOS Charge Plus EV充電アプリの開発も受託し、2023年9月より提供している。

ENEOSのEV充電サービスを利用するユーザー向けに、充電器検索、充電操作や認証・決済機能を提供し、アプリの運用保守も担当している。

両社の連携により、EVとPHEVユーザーから広く認知を得ている2社が協力することで、EV充電インフラの拡充とユーザーの利便性向上を目指している。政府が2030年までに30万口のEV充電器設置を目指す中、この取り組みは脱炭素社会の実現に向けた交通の電化推進に貢献すると期待されている。

ENEOS Charge Plusは、ENEOS株式会社が提供する電気自動車経路充電サービスで、基本料金無料の充電会員サービスを展開している。複数の決済手段に対応し、独自の急速充電器も展開するなど、利便性の高いサービスを提供している。

今回の連携により、EVとPHEVユーザーはより広範囲で充電サービスを利用できるようになり、電気自動車の普及促進にも寄与することが見込まれる。

《森脇稔》

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