フォードのEV新型2車種、コンチネンタルタイヤ純正装着…効率と快適性を向上

フォード・エクスプローラー新型
フォード・エクスプローラー新型全 5 枚

コンチネンタルは、フォードモーターの新型EV、フォード『エクスプローラー』と『カプリ』に、コンチネンタル製タイヤが純正装着されたと発表した。

フォードが採用したのは、コンチネンタルの「EcoContact 6 Q」サマータイヤと「AllSeasonContact」オールシーズンタイヤだ。EcoContact 6 Qは19インチから21インチまでのサイズで、AllSeasonContactは19インチサイズで承認を受けている。

EcoContact 6 Qは、静粛性とエネルギー効率の高さが特徴で、EVに特に適している。特殊開発されたゴム配合により、走行中のエネルギー吸収を抑え、素材内の摩擦と転がり抵抗を低減。さらに、トレッドパターンの最適化により、走行騒音を低減し、快適性を向上させている。

また、ブロック、サイプ、サイドグルーブの改良により、高いマイレージと制動性能、優れたハンドリングを実現。乾燥路面と濡れた路面の両方で確実なグリップを提供し、高速走行時でも優れたコーナリング安定性を発揮する。

コンチネンタルの「AllSeasonContact」コンチネンタルの「AllSeasonContact」

一方、AllSeasonContactは転がり抵抗クラスAと荷重容量増加を示すXLマーキングを備え、EVに最適なオールテレーンタイヤとなっている。エネルギー効率の高いタイヤ設計と新しいゴム配合により、転がり抵抗を大幅に低減。これにより、エクスプローラーやカプリなどのEVの航続距離を延長する。

特殊なトレッドプロファイルと剛性の高いプロファイル設計により、高い水膜走行安全性を提供。タイヤに含まれるシリカ配合により、あらゆる天候条件下で優れたグリップと短い制動距離を実現している。

コンチネンタルのタイヤ開発では、低転がり抵抗、低騒音、高マイレージに重点を置いている。また、荷重指数を高めることで、バッテリーによる重量増加に対応できるよう設計されている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る