スズキ、『ジムニーノマド』の受注を一時停止…想定超える5万台の注文で生産体制見直しへ

スズキ・ジムニーノマド
スズキ・ジムニーノマド全 8 枚

スズキは2月3日、『ジムニー』の5ドアモデルの『ジムニー ノマド』の受注を一時停止すると発表した。1月30日に発表されたジムニー ノマドは、4月3日の発売を予定していたが、スズキの予想を大きく上回る約5万台の注文が殺到したため、受注を一時停止する。

発表から数日で5万台の注文があった『ジムニーノマド』

スズキによると、現在の注文数は当初の販売計画台数を大幅に上回っており、生産が追いつかない状況となっている。このため、新規の受注を一時的に停止し、生産体制の見直しを行うことになった。

スズキは「早期に受注を再開できるよう、全社を挙げて取り組んでいく」とコメント。既に注文済みの顧客に対しては「1日でも早く納車できるよう、継続して対応に努めていく」と説明している。

この受注停止に伴い、全国のショッピングモールで予定されていた先行展示会やイベントでの展示も中止となる。スズキは顧客に対し、「多大なるご迷惑をお掛けいたしますことを心よりお詫び申し上げます」と謝罪の言葉を述べている。

ジムニーノマドは、3ドアの『ジムニーシエラ』に加わる5ドアモデルだ。室内空間の拡大や利便性の向上が図られ、より幅広い用途での使用が可能になったことが、今回の人気の要因と見られる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  2. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  3. メルセデスベンツ『Cクラス』次期型を予告、光る大型グリル採用…初のEVも設定へ
  4. 「動画を観る」もっとも良い方法とは? トヨタ車純正ディスプレイオーディオ搭載車の場合は?[車内エンタメ最新事情]
  5. トミカ「ムービースターズ」、第1弾は『西部警察』のスーパーZとガゼール…2026年2月発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る