これがクライスラーの未来! コンセプトEV『ハルシオン』出展へ…シカゴモーターショー2025

クライスラー・ハルシオン・コンセプト
クライスラー・ハルシオン・コンセプト全 11 枚

ステランティス傘下のクライスラーは、2月8日に米国で開幕する「シカゴモーターショー2025」に、次世代コンセプトEV『ハルシオン』を出展する。このモデルは、クライスラーブランドの未来像を示す画期的な電気自動車(EV)だ。

ハルシオンは、シームレスな先進技術と電気自動車としての高性能を融合させ、純粋で流線型のエクステリアデザインに巧みに空力要素を組み込んでいる。このデザインアプローチにより、未来的な外観と高い効率性を両立させている。

クライスラー・ハルシオン・コンセプトクライスラー・ハルシオン・コンセプト

コンセプトカーの特徴的な要素として、バタフライヒンジ式のキャノピーとレッドカーペットスタイルのサイドドアが挙げられる。これらのドアは連携して開閉することで、開放感のある車内空間を創出するとともに、乗り降りの利便性を高めている。

内装には持続可能性への配慮が見られ、使用される素材の95%が持続可能なものとなっている。特筆すべきは、クラッシュさせてリサイクルしたCDから作られたクライスラーのウイングロゴだ。この独創的なアプローチは、環境への配慮と革新的なデザインの融合を象徴している。

クライスラー・ハルシオン・コンセプトクライスラー・ハルシオン・コンセプト

さらに、後部座席は荷物スペースに格納可能で、クライスラーの代名詞とも言える「ストウ・アンド・ゴー」シートの未来版を示している。この機能により、車内空間の柔軟な活用が可能となり、実用性と快適性の向上が期待される。

ハルシオンは、クライスラーが掲げる未来のモビリティビジョンを具現化したモデルといえる。持続可能性、革新的デザイン、先進技術の融合により、自動車産業の次なる進化の方向性を示唆している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. トヨタの大型ピックアップトラックの逆輸入に期待? 新型発表に日本のファンも熱視線
  3. 次期BMW『X5』の車内を激写! メーターパネル廃止、全く新しいパノラミックiDriveディスプレイを搭載
  4. ホンダ『CB1000F SE コンセプト』を世界初披露! カウルが付いてネオレトロ感アップ、MSショーからの変更点もチェック!
  5. 自動車購入の落とし穴! 公取協・公取委の警告から学ぶ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る