EVと太陽光発電を統合、オムロンが次世代V2Xシステムを4月発売へ

EVと太陽光発電を統合したオムロン ソーシアルソリューションズの次世代V2Xシステム
EVと太陽光発電を統合したオムロン ソーシアルソリューションズの次世代V2Xシステム全 3 枚

オムロン ソーシアルソリューションズ(OSS)は、住宅向けの新しいマルチV2Xシステム「KPEP-A-2シリーズ」を4月より発売すると発表した。

このシステムは、従来の単機能V2Xシステムに太陽光発電と電気自動車(EV・PHEV)のハイブリッドシステムを統合したものだ。

環境省が推進する「2050年カーボンニュートラルの実現」に向けて、2035年までに新車販売の電動車比率を100%にする目標が掲げられている。これに伴い、電気自動車の普及が急速に拡大すると見込まれている。V2Xシステムは、EVを大容量の蓄電池システムとして活用し、貯めた電気を住宅(V2H)や施設(V2B)で利用できるようにする技術だ。

新しい「KPEP-A-2シリーズ」の特徴は、太陽光発電とV2Xを1つのシステムとして動作させるハイブリッドV2Xシステムをラインナップに加えたことだ。これにより、太陽光で発電した直流電気をそのままEVへ充電できるため、電力変換のロスを削減できる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. V3エンジンを電子加給! ホンダ『V3R 900 E-コンプレッサー』をEICMAで初公開、量産に向け開発中
  5. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る