コンチネンタル、水素駆動向け冷却ライン開発…新素材で水素燃料電池の寿命延長

コンチネンタルの水素燃料電池トラックのイメージ
コンチネンタルの水素燃料電池トラックのイメージ全 1 枚

コンチネンタルは、商用車の水素駆動システム向けに新たな冷却ラインを開発したと発表した。この新製品は、冷却回路へのイオン浸透を大幅に抑制する特殊な合成ゴム素材を使用している。

新素材の特性により、ライン材料からのイオン溶出が抑えられ、水素駆動システムの冷却回路へのイオン移動が減少する。これは、水素駆動システムの実用化における最大の課題の一つを解決するものだ。この製品革新により、水素駆動システムにおける車両部品の寿命が延長される。

従来、ライン材料からイオンが冷却回路に侵入すると、材料の劣化を引き起こし、効率低下や燃料電池のショートや漏電リスクの増加につながっていた。特に、プロトン交換膜(PEM)が損傷を受け、寿命が短くなる問題があった。

コンチネンタルは、この問題に対処するため、商用車の水素回路冷却用に合成ゴムの混合物を使用している。具体的には、高性能EPDM(エチレン・プロピレン・ジエンゴム)をベースとした特殊混合物で、イオン溶出に対する高い耐性を実現する。

《森脇稔》

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