ホンダ、大型船外機7機種をモデルチェンジ…デザイン刷新と機能向上

新型BF200(搭載例)
新型BF200(搭載例)全 5 枚

ホンダは、大型船外機7機種のモデルチェンジを行い、アメリカのマイアミで開催中の「マイアミ国際ボートショー2025」で世界初公開した。

【画像全5枚】

新モデルは2025年半ばから日本、北米、欧州、アジア地域で順次発売される予定だ。

今回公開されたのは、BF250、BF225、BF200、BF150、BF140、BF135、BF115の7機種。デザインを一新し、2024年2月発売のフラッグシップモデルBF350のデザインコンセプト「Noble Motion Form」を継承。高級感と上質感のあるスタイリングを実現している。

機能面では、操船サポート機能を大幅に充実させた。新たに「電子制御リモートコントロールシステム(DBW)新型フラッシュマウントリモコン」と「7インチ 大型マルチファンクションディスプレイ」を採用。人間工学に基づいたグリップ形状や大型ディスプレイにより、直感的な操作が可能になった。

さらに、「トリムサポート機能」「クルーズコントロール機能」に加え、自動で船外機本体のフルチルトアップ/ダウンを行う「オートマチックチルト機能」を装備。スムーズで快適な航行を実現している。

BF250、BF225、BF200の3機種では、O2センサーの採用により空燃比制御の高精度化を実現。これにより、従来モデルからさらに燃費・環境性能を向上させた。また、オイルフィルター交換時のオイル漏れを防ぐ機構を追加し、メンテナンス性も改善している。

外装色は、従来のシンボルカラー「アクアマリンシルバーメタリック」に加え、「グランプリホワイト」を新たに設定。顧客の選択肢を広げている。

《森脇稔》

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