三菱『アウトランダーPHEV』3万台リコール…ハンドルを握っているかがわからない

三菱 アウトランダーPHEV
三菱 アウトランダーPHEV全 3 枚

三菱自動車は2月7日、『アウトランダーPHEV』のステアリングホイールついて、タッチセンサーの設計不備により、運転者がステアを握っているか検知できなくなるおそれがあるとして、リコール(回収・無償修理)を国土交通省へ届け出た。

対象となるのは2021年12月10日~2023年10月30日に製造された計3万0769 台。

ステアリングホイールにおいて、設計時の検討が不十分であったため、内蔵されているタッチセンサーの一部が製造時に破損し、使用過程でセンサーの導通不良が起こり、運転者がステアリングホイールを握っているかどうかの検知ができなくなることがある。

そのため、高速道路同一車線運転支援システム車間距離と車線中央をキープし高速道路での運転をサポートする機能である「マイパイロット」を使用時に、システム故障の警告表示がされ、マイパイロットが機能停止する、または、ステアリングホイールから手を放しても手放し警告が表示されないことがある。警告が表示されない場合は、保安基準第11条(かじ取装置)に適合しない。

改善措置として、全車両、ステアリングホイールの製造日を確認し、対象のものはステアリングホイールを対策品と交換する

不具合は290件発生、事故は起きていない。

《大矢根洋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  2. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  5. ホンダ『N-ONE e:』の価格を予想、280万円台からか…実質ガソリンモデル並み?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る