EV対応の「薄型ターンテーブル」発表、床置き型で地下工事不要

日栄インテックが床置き型の「ピットレスターンテーブル」を開発
日栄インテックが床置き型の「ピットレスターンテーブル」を開発全 2 枚

車の方向転換を行うターンテーブルを手がける日栄インテックは、地下空間を掘る工事が不要で設置できる床置き型の「ピットレスターンテーブル」を開発したと発表した。

従来の床置き型ターンテーブルは厚みがあるため乗り入れが難しいという課題があったが、80mmの薄さで電気自動車にも対応可能な積載荷重3000kgを実現した。

ターンテーブルは、狭小地での駐車や自動車販売店での車両展示に利用される装置だ。埋込型と床置き型の2種類があり、埋込型は地下空間に装置を埋め込むが、費用や土地の制約がある場合には床置き型が適している。日栄インテックは、床置き型の「ピットレスターンテーブル」をリリースし、低コストで利便性の高い製品を提供する。

床置き型ターンテーブルは、地下工事が不要で設置費用を抑えられるが、厚みによる乗り入れの難しさが課題であった。これを解決するために改良を重ね、他社にはない薄さ80mmで電気自動車も対応可能な積載荷重3000kgを実現した。

注文受付は2月20日から開始、受注生産で納期は約4か月、納品開始は7月以降となる。日栄インテックは、今後も高品質な製品を提供し、社会のインフラを支えることを目指している。

《森脇稔》

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