福田汽車と特来電、電動トラックの充電で合弁会社設立、中国でインフラ整備加速

中国の福田汽車と充電インフラ大手の特来電が電動トラック向け充電ステーションの建設・運営を行う合弁会社を設立することで合意
中国の福田汽車と充電インフラ大手の特来電が電動トラック向け充電ステーションの建設・運営を行う合弁会社を設立することで合意全 1 枚

中国の大手商用車メーカーの福田汽車(FOTON)充電インフラ大手の特来電は、電動トラック向け充電ステーションの建設・運営および充電設備の販売事業を行う合弁会社を設立することで合意したと発表した。

北京で行われた調印式には両社の幹部が出席し、新エネルギー商用車市場の発展に向けた戦略的提携を正式に発表した。

この提携は、急成長する電動トラック市場を見据えたものだ。環境規制の強化と市場需要の高まりを背景に、電動トラックの経済性と実用性が向上しており、今後の重要な発展分野として注目されている。福田汽車は国内トップクラスの商用車メーカーとして、2024年には電動トラックの販売台数を前年比148%増加させるなど、市場シェアを拡大している。一方、特来電は充電インフラ分野のリーディングカンパニーとして、先進的な充電技術と豊富な運営経験を持ち、多くのトラックメーカーと戦略的提携を結んでいる。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る