MAN、最後の新開発ディーゼルエンジンを生産開始

MANがドイツ・ニュルンベルク工場で新型13リットルディーゼルエンジン「D30」の生産を開始
MANがドイツ・ニュルンベルク工場で新型13リットルディーゼルエンジン「D30」の生産を開始全 1 枚

フォルクスワーゲングループ傘下の商用車メーカーMANは、ドイツ・ニュルンベルク工場で新型13リットルディーゼルエンジン「D30」の生産を開始した。D30は、100年以上の歴史を持つ同工場で製造される最後の新開発ディーゼルエンジンとなる。

MANは、この生産のために約2億2000万ユーロを工場に投資し、さらにザルツギッター工場のクランクシャフト生産に3000万ユーロを投じた。D30エンジンはTRATONグループが共同開発したもので、燃費とCO2排出量において新たな基準を設定している。

D30は、40トンのMAN『TGX』および『TGS』セミトレーラートラクターに搭載される最大の標準エンジン。生産開始後は、約160人の高度な技能を持つ従業員が3交代制で年間約5万基のエンジンを生産する能力を持つ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. マツダの新型SUV『EZ-60』が250万円スタート…10月に盛り上がった口コミ記事ベスト5
  2. 大人の秘密基地のキャンピングカー提案、「TRIP BLACK EDITION」出展へ…ジャパンモビリティショー2025
  3. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
  4. ついに巨大グリルがなくなる!? ガソリンエンジン搭載BMW『M3』次期型、ノイエクラッセ採用で2027年登場
  5. 中国製高級ミニバンが日本初上陸、『ZEEKR 009』を国内販売へ…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る