MAN、最後の新開発ディーゼルエンジンを生産開始

MANがドイツ・ニュルンベルク工場で新型13リットルディーゼルエンジン「D30」の生産を開始
MANがドイツ・ニュルンベルク工場で新型13リットルディーゼルエンジン「D30」の生産を開始全 1 枚

フォルクスワーゲングループ傘下の商用車メーカーMANは、ドイツ・ニュルンベルク工場で新型13リットルディーゼルエンジン「D30」の生産を開始した。D30は、100年以上の歴史を持つ同工場で製造される最後の新開発ディーゼルエンジンとなる。

MANは、この生産のために約2億2000万ユーロを工場に投資し、さらにザルツギッター工場のクランクシャフト生産に3000万ユーロを投じた。D30エンジンはTRATONグループが共同開発したもので、燃費とCO2排出量において新たな基準を設定している。

D30は、40トンのMAN『TGX』および『TGS』セミトレーラートラクターに搭載される最大の標準エンジン。生産開始後は、約160人の高度な技能を持つ従業員が3交代制で年間約5万基のエンジンを生産する能力を持つ。


《森脇稔》

アクセスランキング

  1. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』が日本導入…6月の新型車ランキング
  2. ダイハツ滋賀・大分工場、部品供給不足で稼働休止…7月8-11日
  3. トランプ関税に「ジタバタしない」姿勢のトヨタも、米国市場で7月1日から値上げ[新聞ウォッチ]
  4. クーペSUVに進化! アルファロメオ『ステルヴィオ』次期型を完全プレビュー
  5. 「クラシックmini」がレストモッドで蘇る! 限定生産で約1490万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る