いすゞ自動車は、米国の長年のパートナーのシフトグループとの戦略的協力関係を強化し、両社の関係を新たな段階へと進めると発表した。10年以上にわたる協力関係を基盤に、いすゞがサウスカロライナ州グリーンビル郡に最新鋭の組立工場を設立する中で、両社は引き続き緊密に協力していくという。
いすゞは自社での組立に移行する一方で、シフトグループとは複数の戦略的分野で新規および拡大事業の計画を進めている。移行期間中、シフトグループはミシガン州シャーロットのキャンパスでいすゞの「Nシリーズ」のガソリン車、EV、「Fシリーズ」のディーゼル車の組立を継続し、グリーンビルでの生産が本格化するまでの数年間、供給の中断を防ぎ、事業の継続性を確保する。さらに、いすゞはシフトグループの組立における知見を活用し、新工場の計画と立ち上げを支援してもらう予定だ。