アルピーヌ『A110 R』最終モデルを発表、世界限定わずか770台の「R70」

アルピーヌ A110 R 70
アルピーヌ A110 R 70全 16 枚

アルピーヌは創立70周年を記念し、『A110』の特別限定モデル「A110 R 70」を発表した。A110の高性能版「R」の最終モデルで、世界限定770台が生産される。

アルピーヌ『A110 R』最終モデル「R70」

A110 R 70は、カーボンファイバーを贅沢に使用していることが特徴だ。フロントボンネットからリアウィンドウ、ルーフ、リアスポイラーに至るまで、軽量かつ高剛性のカーボンファイバーが採用されている。18インチホイールもカーボンファイバー製で、白いトリムがアクセントとなっている。

パワートレインには、アルピーヌの代名詞とも言える300hp(215kW)、トルク340Nmのエンジンを搭載。スリムなシャシーと相まって、卓越した走行性能を実現している。

外装色は10色から選択可能で、インテリアデザインは4種類のカスタマイズオプションが用意されている。標準装備としてミシュランのPS CUP 2タイヤを採用し、アクラポビッチ製エキゾーストシステムを装備。ブレンボ製ブレーキキャリパーは7色から選べる。

特筆すべきは、アルピーヌの70周年を象徴するトリコロール(3色)の特別仕様だ。ブルー、ホワイト、レッドの3色で各70台、計210台が用意される。これは、1955年にジャン・レデレがブランドを創設した際、3台のトリコロールカラーの「A106」で初めて生産車を発表したことにちなんでいる。

A110 R 70のフランス本国でのベース価格は12万2500ユーロ(約1903万円)からとなっている。

《森脇稔》

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