VW『ID.7』、EV向けコンチネンタル製タイヤを純正採用

コンチネンタル「EcoContact 7 S」
コンチネンタル「EcoContact 7 S」全 4 枚

コンチネンタルは、フォルクスワーゲンの新型EV『ID.7』が、「EcoContact 7 S」を工場出荷時の純正タイヤとして世界独占採用すると発表した。21インチサイズのこのタイヤは、電気自動車向けに特化した性能を持つ。

フォルクスワーゲンの新型EV『ID.7』

EcoContact 7 Sは、最高レベルのエネルギー効率、低い走行音、高い耐久性、優れたステアリング精度を特長としており、ID.7のような電気自動車に最適なタイヤソリューションという。

このタイヤの特別な効率性は、新しいゴム配合とスマートエネルギーケーシング技術によるものだ。タイヤのカーカス、インナーレイヤー、タイヤウォールに新素材を使用することで、タイヤ内部の摩擦を減少させ、転がり抵抗を低減してエネルギー効率を向上させている。

コンチネンタル「EcoContact 7 S」コンチネンタル「EcoContact 7 S」

また、タイヤウォールのデザインを最適化することで空力性能も向上させた。コンチネンタルは、ゴルフボールから着想を得た「エアロディンプル」構造など、さまざまな技術を組み合わせている。タイヤサイドウォールに埋め込まれたくぼみが、タイヤ後方の空気乱流を減少させ、車両がタイヤを動かすのに必要なエネルギーを低減させる効果がある。

新たに開発された「サイレントパターン」タイヤプロファイルにより、走行音も低減されている。コンチネンタルの専門家たちは、トレッドのブロック間隔と角度を最適化し、特に都市部での走行音を抑える工夫を施した。この設計は、時速50km前後で典型的に発生する周波数に理想的にマッチしており、歩行者や住民にとってより快適な音環境を実現している。

フォルクスワーゲン ID.7フォルクスワーゲン ID.7

EcoContact 7 Sは、最適化された効率性、低い走行音、高い耐久性により、電気自動車に理想的なタイヤソリューションとなっている。そのため、このコンチネンタル製タイヤはサイドウォールに「EV互換ロゴ」を表示し、電気自動車での使用を明確に推奨している。

このタイヤは、ID.7向けに多くの国で承認されており、235/40 R21 98H XLおよび265/35 R21 101H XLのサイズで提供される。両サイズともコンチネンタル社のパンク修復技術「ContiSeal」を搭載している。

《森脇稔》

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