BMW、新型『3シリーズ』のロングホイールベース仕様をインド発売…全長5mに迫る

BMW3シリーズ新型のロングホイールベース(インド仕様)
BMW3シリーズ新型のロングホイールベース(インド仕様)全 3 枚

BMWは、新型『3シリーズ』のロングホイールベース仕様をインド市場で発売した。

『3シリーズ』のロングホイールベース仕様

チェンナイにあるBMWグループ工場で現地生産されたこのモデルは、まずガソリン仕様が全国のBMWディーラーで販売される。ディーゼル仕様は後日発売予定だ。「330Li Mスポーツ」の価格は626万ルピー(約1070万円)からとなっている。

外観デザインは従来の3シリーズにならったもので、スポーティさとエレガンスを兼ね備えた現代的なスタイルが特徴だ。BMWの象徴的なキドニーグリルとツインヘッドライトが印象的なフロントフェイスを演出している。全長4819mm、ホイールベース2961mmというサイズは、このセグメントで最長を誇り、後部座席の広さを強調している。

内装には高品質な素材が使用され、精密な作りと細部へのこだわりが感じられる。ドライバーと助手席にはコンフォートシートが装備され、大型パノラマサンルーフが開放感を演出する。また、BMWワイドスクリーンカーブドディスプレイが最新のデジタルサービスを提供する。

BMW3シリーズ新型のロングホイールベース(インド仕様)BMW3シリーズ新型のロングホイールベース(インド仕様)

パワートレインには、BMWのツインパワーターボ技術を搭載した2リッター4気筒ガソリンエンジンを採用。最高出力258hp、最大トルク400Nmを発揮し、0-100km/h加速は6.2秒で達成する。

新型3シリーズロングホイールベースは、ミネラルホワイト、スカイスクレーパーグレー、Mカーボンブラック、アークティックレースブルーの4色のメタリックカラーから選択可能だ。

BMWは、このモデルでインドの富裕層や長距離ビジネス利用のニーズに応える狙いだ。現地生産による価格競争力と、ドイツ車ならではの高品質を両立させることで、インドの高級車市場でのシェア拡大を目指す。

BMW3シリーズ新型のロングホイールベース(インド仕様)BMW3シリーズ新型のロングホイールベース(インド仕様)

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『ムラーノ』、「プロパイロット」搭載でハンズフリー運転が可能に…米2026年モデル
  2. トヨタの最高峰、新型センチュリーは2ドアに、レクサス『LS』は6輪ミニバンに大変身…ブランド新戦略発表
  3. 新型センチュリークーペ、6輪のレクサス『LS』、次期カローラにミゼットも…トヨタが「ジャパンモビリティショー2025」出展車両を公開
  4. Singerのポルシェ911カレラクーペ、日本初公開へ…420馬力フラット6搭載
  5. あの伝説のホイール“TE37”に23インチが登場?! 技術の進化は止まらない、レイズの新世代スタンダードを体現PR
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る