ベントレーがEV生産体制を強化、新物流センター着工…2026年稼働へ

ベントレーの新たな統合物流センターの完成イメージ
ベントレーの新たな統合物流センターの完成イメージ全 2 枚

ベントレーは、英国クルー本社に新たな統合物流センターの建設を開始したと発表した。この施設は、同社のEV生産体制を強化し、2035年までに完全電動化を目指す「Beyond100+」戦略の実現に向けた重要な一歩となる。

新センターの総面積は1万1620平方mに及び、部品の処理から組立ラインへの配送まで、生産工程全体をサポートする。小型・大型部品の取り扱いを最適化する先進的なキッティングおよびシーケンシング機能を導入し、オンサイトの保管能力を35%増強することで、外部倉庫や輸送への依存度を低減する。

特筆すべきは、フォルクスワーゲングループ内で初めて導入される最先端の自動倉庫システムだ。この革新的な保管・取り出しシステムにより、プロセスの安定性が向上し、部材のシーケンシングが改善される。


《森脇稔》

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