アバルト『500e』が“最高のミニカー”に選出、独『auto motor und sport』

アバルト 500e
アバルト 500e全 5 枚

アバルトは、小型高性能EVの、アバルト『500e』が、ドイツの権威ある自動車専門誌『auto motor und sport』が主催する「ベストカー」賞のミニカー部門で1位を獲得したと発表した。

アバルト500eは、同社初の電気自動車モデルとして注目を集めている。今回の受賞では、読者投票で23.6%の得票率を獲得し、国内外の競合モデルを抑えてトップに立った。対象には電気自動車だけでなく、内燃機関を搭載したモデルも含まれていた。

この結果は、アバルトブランドにとって同誌での9年連続の受賞となる。これまではスポーティさやスタイリッシュな特徴で評価されてきたが、今回は電気自動車版が高い評価を得たことで、同社の電動化への取り組みが成功を収めていることを示している。

アバルト 500eアバルト 500e

アバルト500eは、42kWhのバッテリーを搭載し、最高出力113kW(155hp)の電気モーターを採用している。0-100km/h加速は7.0秒で、電気自動車ならではの瞬時のトルク発生や重量配分の最適化により、高いパフォーマンスを実現している。

さらに、アバルトは最近、アバルト『600e』を発表し、電気自動車ラインナップを拡大している。ステランティス・モータースポーツと共同開発されたこのモデルは、電気自動車におけるホットハッチの新基準を設定することを狙う。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  2. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  3. 「ゴツい見た目に、爽やかなブルーは反則」新型トヨタ『セコイア』発表で高まる日本導入への期待
  4. トヨタ『カローラ』米2026年モデル、新デジタルメーター搭載で今秋発売へ
  5. 歴代最強? 新型ポルシェ『カイエン』はこうなる! 最上級グレードは1000馬力超え
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る